米国の反面教師

米国のトランプさんは、大統領選に向けて色々過激な発言をしている。でも共和党では絶大な支持がある。 日経にそれは、米国の閉そく感の表れであるという記事があった。市場メカニズムに任せた新自由主義により、経済格差が広がりすぎた。上位1%の人の富が米国全体の30%を占め、下位50%の人の富は2.6%でしかないらしい。 経済格差は、高等教育格差につながり、「アメリカンドリーム」は、過去のものとなってしまっている。 この多くの下位の人たちがトランプさん支持に回っている。要は、「オレたちには、なんの恩恵もない、生活が苦しいだけが!」。日本も経済界は、株価上昇で喜んでいるが、西洋式で一部の企業がウハウハで、日本の大多数の中小企業労働者をないがしろにすると、格差が広がり、米国の様に、分断がはじまる可能性がある。 安定した中間層をいかに増やすか。